汚水ではなかったバケツの水
エアコンクリーニングをするきっかけとなる視覚的なアイテムとして、クリーニング後のバケツにたまった汚水の写真があります。エアコンクリーニング業者のサイトなどで、必ずと言っていいほど掲載されています。黒い原因はカビなので、多くの方が恐ろしくなります。大変な訴求力のあるものです。
しかし、エアコンクリーニングしても、一杯目からこんな水のお宅もあります。
どっちが洗浄水でどっちがすすぎ水か…視力検査みたいです(笑)。正解は左が洗浄水です。
このお宅の特徴的な要素は
- ご夫婦お二人でお住まい、ペットもいない
- 天井が高く風通しの良い広いお住まい
- 夏場は、お子さんやお孫さんが来られない限り、エアコンを使用しない
- 冬場は家の構造上やや暖まりにくいので、エアコンの暖房を使う
加えて、奥様が大変なきれい好きで、汚れる前にお掃除するタイプの方です。ご用命くださるのは、バスルームやレンジフードが主です。他のエリアは奥様が丁寧に手を入れられ、モデルルームのよう。当店もお伺いして、どこが汚れているのかわからない所を目を凝らしてクリーニングするような感じです。でも、奥様にとってはそれが正しいサイクルなのです。当店のエアコンクリーニングを利用されるのは、汚れを除去する、というよりは内部の確認作業のようなものです。
エアコンは単独で汚れるというよりは、やはり環境に左右されるので、一見エアコンと関係ないところのお掃除を頑張っている方は、もしかするとエアコンクリーニング後にこんなバケツを見ることになるかもしれませんね。