次亜塩素酸水 コロナウイルスへのアプローチ
「塩素」が苦手な方も使用できる「次亜塩素酸水」
「次亜塩素酸」と聞くと、まず連想するのがカビ除菌用スプレーや台所用漂白剤かもしれません。そしてあの特徴的な塩素臭が苦手な方も多く、クリーニングの際には塩素を使わないでほしい、とのご依頼も少なくありません。次亜塩素酸水は、いわゆる私たちがイメージする「塩素系漂白剤」等とは少し異なります。
次亜塩素酸水とは、塩酸または食塩水を電解することで得られる次亜塩素酸(HCIO)を主成分とする水溶液のことです。感染症対策や食中毒の対策に用いられ、多くの実績が既にあります。
いわゆる「塩素」と聞いてイメージする「次亜塩素酸ナトリウム(Na⁺CIO⁻)は、アルカリ性に保つ必要があり、強アルカリである水酸化ナトリウムを加えて㏗(ペーハー)を11~12.5にしてあるので、非常に強い洗浄力をもちます。ただ、強アルカリで安定させているため、皮膚につくと化学熱傷の原因にもなり危険です。
「次亜塩素酸水」は実は肌と同じ弱酸性で、そのため皮膚にもほとんど害がなく、かつウイルスや菌への攻撃力は非常に高いです。特にノンエンベロープウイルス(アルコールで不活化できない)であるノロウィルスへの効果はよく知られています。
新型コロナウィルス・ノロウィルス・インフルエンザ・O157 などの不活化効果や殺菌、アンモニア等の悪臭の消臭への効果が期待できます。
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「塩素系漂白剤」とは別物なんですね!
家庭での使用方法
加湿器やスプレーに入れて、空間に噴霧するのが一般的な使用方法と言えます。空気中のウイルスを不活化するために、できる限り満遍なく行き渡るような方法で使用するのが良いでしょう。塩素特有の臭いもほぼなく、アレルギーの心配も非常に少ないでしょう。
次亜ムーバー酸化水などの次亜塩素酸水を購入して、出先でも手軽にスプレーで使用する方が増えています。以前のアルコール消毒液のように、コンビニなどで売られているわけではありませんので、家庭で携帯用スプレーを準備して自作する必要があります。希釈せずにそのまま使える次亜塩素酸水、除菌水ジーアもお勧めです。
業者に依頼するメリット
手軽な日常的な噴霧とは異なり、マイクロジェット電動噴霧器による空間噴霧を行います。スプレーは大きな水のかたまりが飛ぶのがよく見えます。どちらかと言えば対象物への散布に向いています。また、加湿器には次亜塩素酸水を含め水以外を入れてはいけないものもあり、その場合故障の原因になります。
当店の使用する機材は、粒子サイズ7~30μ(ミクロン)の幅で調整可能なものを使用しており、ジェット噴射でほとんど目に見えない水の粒子が効率よく空間に広がっていきます。空気中を浮遊するアレルゲンや菌、ウイルスを効率よく不活化して、かつ周辺を濡らすことがないので安全かつ安心です。
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