人工大理石シンクの黄ばみ

横浜市港南区のお客様より、アクリストンという人工大理石製シンクの黄ばみ落としのご依頼をいただきました。いくつか問い合わせをなさったもののすべて断られてしまった、とのことでした。ハウスメーカーにも交換するしかないと言われたそうです。こちらはワークトップまでアクリストンで一体成形されているため、交換するとなると大がかりな工事になってしまいます。色が薄くなるだけで十分、ということでお引き受けいたしました。ほかのアイテムのクリーニングもご依頼いただき、最終的に一日おまかせコース2日で対応することになりました。

作業前の状態です。

まずは最初の薬品をひと塗りしてみます。

左半分に塗ったところです。

右半分もこんな感じになりました。ここからいくつかの薬品を使っていきます。

ラップをしているのは薬品を浸透させるためです。ほかのアイテムのクリーニングをしながら、このようにパックを続けていきます。

ゆっくりと少しずつ色が薄くなっていきます。

朝から始めて昼まででここまで来ました。午後も続けます。

夕方まででここまできました。

かなり薄くなりました。肉眼ですとあまり気にならないレベルになりました。お客様はここまで元に戻ればもう十分、とおっしゃってくださいましたが、さらに一日ありますので、パックをもう一日続けました。

最終的にはこのようになりました。

緩やかな放物線を描いて色が薄くなっていきます。時間をかければかけるほど色は薄くなります。こちらもさらに続ければもっと白くなると思いますが、2日といういただいた時間の中で最善を尽くすことができたと思います。

人工大理石のシンクをときどきお見掛けしますが、こうした黄ばみに悩んでおられる方もいらっしゃると思います。そのようなときはご相談ください。お時間をいただくことになりますが、改善は可能です。

家の中のことでお困りのことがございましたら、遠慮なくご相談ください。ご相談はこちらからお待ちしております!※必ずしも予約しなければならない、というわけではないので、お気軽にお声掛けください。

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