ダイキン製エアコン　S22STESの壁掛けオーバーホールクリーニング

藤沢市にて、ダイキン製エアコンS22STESを壁掛けオーバーホールクリーニングしました。2015年製のノーマルエアコンです。1週間前に他社さんによってエアコンクリーニングをしてもらったものの、においが改善しないので、ドレンパンやファンを外してすみずみまできれいにしてほしい、とのご依頼でした。

全体写真はなく、いきなり分解した写真になります。

ファンはこちらです。

他社さんがきれいに洗ってありました。目視では汚れは残っていないようです。ではドレンパンはどうでしょうか。

奥のドレン溝と手前のドレンパンにカビが残っていました。これは壁に掛かった状態（熱交換器がドレン溝とドレンパンにはまった状態）では絶対に洗えない部分です。冷房で作動させると最初はにおわないのに、しばらく時間がたつとにおってくる、ということでしたが、恐らくこのドレン溝とドレンパンのカビが濡れることによってにおいを発していたのではないかと想像されます。

アフターです。

壁には熱交換器だけですので、表（一次側）からだけでなく、裏（二次側）からも高圧洗浄機の水流を当てることができます。少しだけカスが流れ出ました。最後に、ドレンホースの中も高圧洗浄をかけます。

ファンはほとんどカスが出ませんでした。他社さんが丁寧に作業をされた様子がうかがえます。ドレンパンはこんな感じになりました。

ドレン溝もドレンパンもきれいになりました。カビはもうどこにも残留していません。

また、お客様は前の居住者のたばこのにおいが中に残っていることも心配しておられましたが、たばこのやにの影響はないことも確認できました。これで一安心です。

お客様は先のエアコンクリーニングの後、ご自分でネットを調べてエアコンの構造やエアコンクリーニングの手法について勉強し、ファンやドレンパンを外して洗浄してくれるところを探して当店に行き着いたそうです。ご自分で調べて考える姿勢に頭が下がります。

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