ダイキン製エアコン“リソラ”S56ZTSXPの壁掛けオーバーホール

神奈川県大井町にて昨年11月に、ダイキン製エアコン“リソラ”S56ZTSXPを壁掛けオーバーホールしました。2022年製です。

真っ白な漆喰壁に掛かっています。漆喰壁は水分を吸収しやすく、きれいな水ならともかく、エアコンを洗浄した汚水を吸ったりしたらシミになってしまいます。また、表面の加工の仕方にもよりますが、水を吸うとぼろぼろと表面が剥がれ落ちることがあります。十二分な養生をしますが、それでも水が壁に垂れることは起こりえます。そうしたリスクをご理解・ご承知いただけるならば、作業できます。

もし、そうしたシミや剥がれは一切許容できないということでしたら、壁降ろし完全分解クリーニングとなります。空調工事士を帯同し、いったんエアコンをポンプダウン(冷媒を室外機に回収)してから、配管の接続を外して室内機を壁から降ろして分解クリーニングします。クリーニング後に、空調工事士に壁に掛けてもらって配管を再接続してもらいます。エアコンを壁から降ろしますので、壁が濡れることは一切ありません。ただし、空調工事士を帯同するため、料金が高くなります。

今回はそうしたリスクをご承知いただけましたので、壁掛けオーバーホールを施工します。しかし壁を一切濡らさないようにするには細心の注意を必要とします。また、こちらは高所に掛かっていたため、それもあってさらに緊張しました。以下、ビフォーアフターです。

壁を濡らすことなく、無事クリーニングを終えることができました。2年使用ですが、やはりカビが出ていました。リセットすることができましたので、また気持ちよくお使いいただけます。

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