富士通製お掃除機能付きエアコン“ノクリアX” AS-X71G2Wの壁掛け完全分解クリーニング

八王子市にて先月、富士通製お掃除機能付きエアコン“ノクリアX” AS-X71G2Wを壁掛け完全分解クリーニングしました。2017年製です。7年経過していますが、5年前に一度クリーニングしているので、今回は2回目のクリーニングになります。ただし、前回の業者はサイドファンを外せなかったので、今回は徹底的なクリーニングをしたいと思って当店を探し出してくださったとのことです。ありがとうございます。

右側がかなり壁に近いですが、分解できます。ただし、ノクリアXはサイドファンの空気を真横から吸うので、壁との距離が近いと、空気を吸えないことはないのですが、ほこりだらけになります。

きれいになりました。

ところが、復元後の試運転をしながら後片付けをしていると、お客様から「サイドファンから風が出ていないみたいなんだけど…?」というご指摘が。 確かに出ていないようです。 リモコンを見ると、サイドファンがメインのファンと同期おまかせというモードになっていたので、同期を切って強風にしてみます。 …やはり風が出ていません。 しかしサイドファンユニットは回転・開口しますし、エラー表示も出ていません。 ユニットは動作するのに風だけ出ない、しかもエラー表示も出ないということがあるのでしょうか? とりあえず停止して基板ボックスカバーを開けてみますが、コネクタはソケットに正しく、しっかり刺さっています。

と、ここで思い出しました。そういえば!
熱交換器やお掃除ロボットはホコリだらけだったのに、サイドファンはうっすらとしか汚れていませんでした(画像はその右側のサイドファンです)。先に書きましたように、特に壁に近い右側のユニットはかなりホコリが付くはずなのに、うっすらとしか付いていませんでした。
以前に一度クリーニングしているようですが、サイドファンを外していなかったというので、7年でこれしか汚れていないのは不思議です、とお客様にお伝えしていました。
(毎年ノクリアXをご依頼いただくお客様が複数いらっしゃいますが、どこも一年でサイドファンはホコリだらけになります)
つまり、サイドファンはずっと回っていなかったということだったのです。
最初の動作確認でもサイドファンからの風は感じられなかったのですが、もともとそうビュービュー吹き出すものではないので気にしていませんでした(反省)。

ここでお客様から衝撃のひと言が。
「前回お願いした業者はサイドファンも基板も外さないでじゃあじゃあ水を掛けていたんですよね。
それが原因ですかね?」
ノクリアXはサイドファンを外さなければお掃除ロボットも基板も、何も外せません。
その状態で隙間から水を掛けていた…。

お客様は続けてこう言ってくださいました。
「今回は基板もモーターも外しているのを見ていますし、丁寧に作業しているのを見ていましたから、今回の作業によるものではないとわかっていますよ。
またお願いしますね。」
ありがとうございます。
その言葉に救われました。

メーカー修理をお勧めして退出しましたが、後日、お客様がご親切にメーカー修理の結果をお知らせくださいました。以下、その引用です。

「サイドファンを左右とも新品に交換しました。不具合の原因は、ファンの稼働により発生した静電気がモーターに放電し、故障を引き起こすことでした。新しいサイドファンは基板が静電防止対策品に改良されているそうですが、完全に対策されたわけではなく、静電気による故障の可能性は依然としてあるとのことです。なお、基板の対策品ですが、確か、サイドファンに取り付く基板と言っていた気がします。」

確かにノクリアXはサイドファンの故障が多いことで有名ですが、静電気が引き起こしていたのですね。勉強になりました。

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