パナソニック製エアコンCS-501CXR2の簡易分解クリーニング
鎌倉市にて昨年12月、パナソニック製エアコンCS-501CXR2を簡易分解クリーニングしました。2010年製です。 14年経過で、プラスチック樹脂が黄変していて劣化が進んでいた様子だったため、簡易分解クリーニングしました。


エアコン右側と壁との間が1cmしかなく、 指も入りません。4年前に当店がクリーニングしたそうなのですが、お掃除ロボットをちゃんと外せたのかどうか、 現物を目の前にしても思い出せません。 とりあえず分解に取り掛かります。

お掃除ロボットを外すことはできましたが、そのために基板から抜いたコネクタは14本(そのうち、お掃除ロボットのコネクタは9本) です。基板ボックスが右側にあり、なおかつソケットが右側を向いているので、右側から手を入れてプラグの抜き差しをしなければならないため、右側に十分なサービススペースが無いのは厳しいです。ちなみにパナソニックは据付説明書の中で、エアコン右側に最低3㎝、推奨5㎝のサービススペースを設けるよう指示していますが、設置の際に考慮されなかったようです。よくあることなのですが、こうなると14本もあるプラグを抜くのも大変ですが、挿すのも大変です。時間がかかりましたが、復元も無事できました。 余談ですが、ダイキンのお掃除ロボットはコネクタ1本抜くだけで外れるものがあります。 この設計思考の違いはどこからくるのでしょうか。
話は変わりまして、フィルターのビフォーアフターです。


ビフォーの写真だけを見ると、それほど汚れていないように見えますが、アフターの写真と比べてみると、実は汚れていたということがよくわかります。LDK設置のエアコンはこのようにキッチンから出た油も吸っています。ホコリだけなら掃除機で吸えばきれいになるのですが、油を吸っていると掃除機ではきれいになりません。中性洗剤を使い、柔らかいスポンジ等で洗ってあげることが必要になります。
また、画像からもわかる通り、お掃除機能付きエアコンのフィルターは目がとても細かくなっています。お掃除ロボットがお掃除するためです。でもそのためにフィルターが詰まりやすくなり、結果としてお掃除ロボットではフィルターを十分にはきれいにできない、という矛盾が生じています。つまり、お掃除ロボットはいらないというか、ない方がよい機能なんですよね。
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