エアコンが天井や壁にピッタリくっついている!もしかしたらそのエアコンは壁に掛かったままではクリーニングできないかも・・・
最近ご依頼やお問い合わせで、天井や壁にピッタリくっついているエアコンによくお目にかかります。
実はエアコンには「サービススペース」という空間がまわりに必要です。メンテナンスやクリーニングの際に必要となります。
これはメーカーの「据付説明書」に、例えば室内機の右側は何cm以上空けること、と明記されています。エアコンを掛ける背板に刻印されていることもあります。
これを無視して設置するとどうなるかといいますと、分解できない→クリーニングできない、という結果になります。
クリーニングするためには、いったん冷媒を室外機に回収し(ポンプダウン)、接続を外して室内機を壁から降ろし、分解してクリーニングし、それから壁に掛けて接続して冷媒を循環させる、という工程が必要になります。当然ながら費用も壁に掛かったままのクリーニングより高くなります。
クリーニングを計画なさるときには、「このエアコンはメーカーの定めているサービススペースを確保しているだろうか?」と考えてみましょう。
型番がわかれば、ネットから「据付説明書」を見つけることができます。もう家の中をあちこち探す必要はありません。
型番はどこに書いてあるのでしょうか。室内機の銘板(室内機下部に貼ってあるシール)にあります。シャープでしたらAY-で始まる記号、パナソニックでしたらCS-で始まる記号です。
サービススペースが確保されていれば、分解クリーニングが可能です。サービススペース(特に上や右側)が確保されていなかったら・・・その時はご相談ください。
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