パナソニック製ドラム式洗濯機キューブル NA-VG1200Lの分解クリーニング

小田原市にて、パナソニック製ドラム式洗濯機キューブル NA-VG1200Lを分解クリーニングしました。2018年製です。洗濯機の掃除をしていたら、掃除に使っていた綿棒を隙間から中に落としてしまい、洗濯機を動かせなくて困っている、とのご連絡をいただきました。乾燥に時間がかかるようになってしまっていたので、この機会に分解クリーニングをお願いしたい、とのことでした。たまたま翌日午後に予備の時間があったので、さっそく行ってきました。

外観です。

分解していきます。

化粧カバーを外したところです。温風の通り道以外にも、画像のようにあらゆるところにほこりが入り込んでいました。では温風の通り道はいかほどでしょうか。

予想通りほこりでいっぱいです。脱水受けカバーを外します。

出てきました。脱水槽の中に入り込んでいましたので、洗濯機を動かさなくて正解でした。

脱水受けカバーの中までほこりがべったりでした。

以下はアフターです。

組み上げて、洗濯と乾燥を試運転、問題が無いことを確認してお引き渡しです。

ところが、帰宅後にお客様より入電がありました。さっそく動かしたら、途中で止まってしまって動かない、とのことです。エラーコードは「H29:基板用冷却ファン異常」です。この機種はドラムの下に基板ボックスがありますので、作業の際にはそれを避けていました。ボックスの横に冷却用ファンが付いていて、それもほこりだらけだったのでほこりをはらったのを記憶しています。避けていましたが、作業の際に水が入ってしまったのでしょうか?

コンセントから電源コードの抜き差しをしていただきましたが変化なし、とのことでしたので、すぐにメーカー修理を依頼しました。

数日後にメーカー修理が入りました。なんとファンのところから中の基板のところにまでほこりが入り込んでいたようです。水濡れはまったくなかったということで、今回のクリーニングとは全く関係のない故障であることが判明しました。基板ボックスごと交換で修理完了しました。

今回のように、クリーニングとは全く関係が無い故障が、分解のタイミングで発生することがあります。特にある程度年数が経過している場合に生じることがあります。クリーニングに起因する故障については誠意をもって補償いたしますが、クリーニングに起因しない故障につきましては、修理費用はお客様にご負担いただいております。あしからずご了承ください。

家の中のことでお困りのことがございましたら、遠慮なくご相談ください。ご相談はこちらからお待ちしております!※必ずしも予約しなければならない、というわけではないので、お気軽にお声掛けください。

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