ダイキン製エアコン S40YTEP の壁掛けオーバーホール
S40YTEP
ドレンホースの長さは重要?
神奈川県伊勢原市にて昨年10月、ダイキン製エアコン3台のクリーニングのご依頼をいただきました。そのうちの1台、 S40YTEP は壁掛けオーバーホールをご依頼いただきました。


配管にご注目ください。この配管カバーの中には冷媒管とドレンホースが収められています。マンションの場合、梁をよけなければならないため、配管がどうしても画像のようにカクカクしてしまいます。こうなるとドレンホースが詰まりやすくなるのですが、さらに本体からそのカクカクまで距離があります。配管を横に(平行に)引っ張る距離が長いほどドレンホースが詰まりやすくなります。配管を通す穴の位置は決まっていますので、なぜこんなに右に設置したのか疑問です。さらに中を開けてびっくりです。

このぶらんと垂れ下がっているのはドレンホースです。異様な長さです。なぜこんなことになっているのでしょうか。
ドレンパンには、ドレンホースに接続するための穴が左右2箇所に設けてあります。配管の穴に近い方にドレンホースをつなぎます。この場合ですと、左の穴に接続するべきなのですが、なんと右の穴に接続してあります。それでこんなに長くなってしまっているのです。ドレンホースの詰まりによる水漏れの危険性が非常に高いことをお伝えしました。
熱交換器はアフターのみです。

以下はビフォーアフターです。


さっぱりしました。これでまた気持ちよくお使いいただけます。