日立製洗濯機ビートウォッシュ BW-X120Gの分解クリーニング

藤沢市にて、日立製洗濯機ビートウォッシュ BW-X120Gを分解クリーニングしました。2022年製!そうです、今年の製品です。道理で初めて見る型でした。上蓋にガラスが使われており、タッチパネルになっています。この仕様は日立ビートウォッシュのDXシリーズに見られますが、DXシリーズが乾燥機能付きなのに対し、このXシリーズには乾燥機能は付いていません。しかし、基本的なつくりはDXシリーズと同じになっています。乾燥機能が付いていないため、DXシリーズよりは分解しやすいとはいえ、他とは一線を画する手のかかるつくりとなっています。

DXシリーズについてはこちらをご覧ください。

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それでは、まずは外観です。

分解を始めます。まずは前面下部カバー、そして前面カバーを外します。

右手前の支柱の陰に隠れているコード類を引き出し、コネクタを外します。

そして上蓋の付いている上部カバーを外します。

奥のユニットを外して、中蓋を外せば脱水槽が抜けます。

パルセーターの裏と、洗濯槽の中ははこんな感じでした。

実はこちら、購入してからまだ3~4か月しかたっていません。それなのに洗濯物に黒いワカメのようなものがはりつくようになり、それで当店へのご依頼となりました。確かに、黒い汚れがあちこちにはりついています。これらからはがれたものが、黒いワカメのようなものの正体です。

アフターです。

すっきりさっぱりしました。部品を組み上げて試運転、そしてお引き渡しです。

汚れの付き方からすると、汚れるのが異様に早い原因は、洗濯洗剤や柔軟剤が多すぎることにあるのではないか、と推測されます。洗剤は多ければ多いほど汚れが落ちるというわけではなく、多すぎる洗剤はかえって汚れを呼ぶ原因になってしまいます。ところがこちらは洗濯洗剤と柔軟剤が自動供給されるタイプです。タンクに入れておくと、洗濯機が洗濯物の量から判断して適量を供給する、というものです。頭をひねっていたのですが、お客様にお聞きしてその謎が解けました。「洗剤多め」というスイッチがあってそれを押していたそうです。

もうひとつ、まだ1回しか使ったことがないということでしたので、槽洗浄を活用することをお勧めしました。槽洗浄にはそれなりの効果があります。しかし、写真からもわかる通り、凹凸があるつくりなので、完全には落とすことはできず、徐々に蓄積されていきます。それで、定期的に槽洗浄を行い、何年かに1回はこうした分解洗浄を行う、というのが良いと思います。

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