日立製洗濯乾燥機ビートウォッシュ BW-DV80Eの分解クリーニング

南足柄市にて、日立製洗濯乾燥機ビートウォッシュ BW-DV80Eを分解クリーニングしました。2019年製、温風乾燥機能付きです。乾燥運転後に嫌なにおいがする、洗濯物にもそのにおいが付いてしまって洗い直しということもある、ということでご依頼いただきました。槽洗浄をしたり、排水口の掃除をしたりしたけれども一向に改善しないとのことでした。

今年で3年目、ということでまだ新しいです。とはいえ、一年もたずに汚れる場合もあります。こちらはいかがでしょうか。パルセーターの裏側、内蓋の裏側、脱水槽、洗濯槽と見ていきます。

いずれも汚れは軽微でした。乾燥機能を頻繁に使っていらっしゃるのでしょう。以下はアフターになります。

それでは乾燥運転後のにおいの原因はどこだったのでしょうか。こちらは外蓋と上部カバーを外した状態です。

外蓋の上のユニットの右側に乾燥フィルターを差し込む穴が見えます。上に見えるのが温風を送り込むファンが内蔵されているユニットです。乾燥フィルターを差し込む穴の奥を覗いてみます。

暗くて見にくいのですが、奥にモコモコしたものが見えます。アフターです。

奥がはっきり見えるようになりました。この奥に詰まっていたものがこちらです。

大きさの比較のためにドライバーを置いています。これがみっちり詰まっていて、温風の吹き出し口をかなりふさいでいました。ですので、温風が十分には送られず、洗濯物が生乾きになって、におっていたようです。お客様に確認したところ、確かに生乾きのにおいだったということでした。これで乾燥機能が復活しました。洗濯機のにおいも変わったと言っていただけました。

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