日立製壁掛けエアコン白くまくんRAS-X56K2Sの壁掛け完全分解クリーニング
サーバーの引っ越しのためにアップできなかった記事も少しずつアップしていきたいと思います。
1月に世田谷区にて、日立製壁掛けエアコン白くまくんRAS-X56K2Sを壁掛け完全分解クリーニングしました。いわゆる白くまくんXシリーズです。ゴキブリが中にいたようなので徹底的に分解してきれいにしてほしい、というご依頼でした。
外観です。
右側が壁に近いです。
日立製はドレンパンを外す際に、右側から工具を差し込む必要があります。前回、やはり右側が壁に近い白くまくんXシリーズの作業の際に、手持ちの工具ではピッタリのサイズがなくて苦労したので、今回はサイズを5種類ほど準備して臨みました。ピッタリのサイズがあり、作業がスムーズに進みました。こうして工具が増えていくのですが、いざ必要というときにピッタリ合うものが手元にあるのは安心感があります。
ドレンパンとクロスフローファンを無事降ろすことができました。
今回が初めてのクリーニングということでかなり汚れてはいるのですが、ゴキブリの糞は見当たりません。「もしかして吹き出し口から黒い粒が降ってきていましたか？」とお尋ねすると、「そうです。ゴキブリの糞ではないのですか？」とのことでした。吹き出し口から降ってくる黒い粒は、ファンに付着したほこりとカビの混合物がファンの回転に伴って剥がれてきたものです。実際、ファンがかなり汚れています。ファンは羽根の1枚1枚に次亜塩素酸ナトリウムを塗っていくのですが、作業途中の写真がこちらです。
どれだけ汚れていたかがお分かりいただけると思います。このファンを洗うだけで実は1時間ほどかかっています。アフターはこちらです。
お客様がご覧になって、「元の色はこんな色だったのですね！」とおっしゃっていました。羽根が1枚折れていますが、もともと折れていたもので、わたしが折ったのではありません、念のため。
熱交換器のビフォーアフターはこちらです。
ちなみに、白くまくんのお掃除ロボットのダストボックスはわかりにくいようで、多くのお宅でダストボックスの中のほこりが捨てられていません。こちらもダストボックスにぎゅうぎゅうに詰まっていました。
ゴキブリが中にいたわけではなくてよかったです。これでまた気持ちよくお使いいただけます。
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