パナソニック製エアコンCS-401CX2の壁掛け完全分解クリーニング
パナソニック製エアコンCS-401CX2の壁掛け完全分解クリーニングのプロセス
12月に秦野市にて、パナソニック製エアコンCS-401CX2を壁掛け完全分解クリーニングしました。2011年製、お掃除機能付きです。
早速拝見すると、タイマーランプが点滅していて、どのボタンを押してもピピピッと警告音が鳴ります。 エラーコードを表示して取扱説明書を見ると、「フィルターが正しくはまっていない、あるいはフィルター掃除ノズルの異常」です。よく起きるエラーです。
でもフィルターはきちんとはまっていました。 復旧手順を踏むと、タイマーランプ点滅は消えました。
この時点でお客様に状況をご説明します。タイマーランプ点滅は消えたものの、フィルター掃除ノズルの異常の可能性があることをお伝えしました。
たとえお掃除機能が使えなくても、冷暖房が使えればそれでよい、とのご了承をいただきましたので分解に入ります。
パナソニック製のお掃除機能は、エアコンクリーニングとの相性が悪いので、お掃除ロボットを外さないでクリーニングする業者も多い
非常に危険で残念なことですが、見出し通りの現状です。当店はリスクをお客様にご説明して、その上でロボットを外してクリーニングします。
お掃除ロボットを外さない→熱交換器の大部分は覆われたままなのでクリーニングした意味がない→完全分解などもってのほか、ということで他の業者様に依頼されるときはお掃除ロボットを外すかどうかを事前に確認した方がいいです。
熱交換器のクリーニングが不十分だと、アルミフィンにカビやホコリが詰まったままで、熱交換率は下がり冷房の効きもどんどん低下しています。
パナソニック製エアコンCS-401CX2を分解します
化粧カバーを外します。
コード類がものすごく多いです。ほとんどのコネクタを抜きます。
さらにドレンパンを外し、クロスフローファンを抜きます。
アフターです。
洗浄を終えて組み立て、試運転です。 エラーが出ることもなく、フィルター掃除ノズルも正常に動作しました。 お客様にお聞きしたところ、以前に、ホコリがすごかったのであちこちに手を突っ込んで掃除した、ということですので、その際にリミットスイッチかどこかを触ってしまったのかもしれません。 いずれにしろ無事に復旧してよかったです。
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